シリコンなど高価な素材で作られたダッチワイフ(等身大の女性の人形)、ラブドールとしてのデビューは前代未聞だ。
Posted on January 19 2019
ラブドールは性的欲求を逆に高めてしまい、危険極まりない」と反論する医療関係者も多い。米ミネソタ州に本部を置くメイヨー・クリニックがこれまでの複数の研究結果を統合、分析した結果「性的欲求を抑えるセラピーやホルモン治療などを行っても、小児性愛者の嗜好は根本的に変化しないことがわかった」と結論付けている。
「リアルドール」として前代未聞の配信デビュー
BSフジで2013年12月から14年1月にかけて、「LOVETOPIA(ラブトピア)」というドラマが放送された。
シリコンなど高価な素材で作られたダッチワイフ(等身大の女性の人形)、いわゆる「ラブドール」が暮らす架空の町「ラブトピア」を舞台に、等身大ドールたちの恋愛模様や彼女たちの周辺で起こる事件などを描いた作品だ。
ラブトピアには、オナニー人形のアイドル「アイドール」が存在する。「あつこ」という登場人物がアイドールになり、作中で「シリコン丸」の名前でデビューした。
シリコン丸は14年4月10日、「シリコン丸の人間に捧げる歌」という楽曲で、現実世界でも配信デビューを果たした。ラブドールとしてのデビューは前代未聞だ。